夢さき夢のさと 夢やかたのキャンプ場は、夏は蛍が見れるほど自然がいっぱいで、姫路市夢前町にあります。
高速を降り、山道をあがっていくと、カカシが現れます。ここのキャンプ場には、たくさんのカカシがいて、なかなかカカシを見る機会のない子供達はびっくりしていました。
さらに進むと「夢やかた」と書かれた本館がみえてきます。
チェックインはこの建物で済ませ、薪などの必要なものはここで買えます。
まきは針葉樹と広葉樹がまざったものだそうです。
とてもきさくな店員さんばかりで、おしゃべりしている間にサクサクとチェックインは進みます。
手続き後は、本館から車で区画まで移動します。
広いキャンプ場なので奥の方にある区画になると、キャンプ場の方が車で先導してくださるので、安心です。
ただ、道幅がかなり狭く、両サイドが溝や川なので、大きな車の場合奥の区画は遠慮したほうがいいかもしれません。
ちなみにチェックインはゆったりめで、夕方5時頃でもできます。お子さんがいらっしゃるかたなら学校が終わってからのキャンプも可能ですね。
翌日のチェックアウトは10時なので、少し朝がばたばたします。少しゆっくりして帰りたい場合は、朝までに本館に伝えれば追加料金で夕方まで滞在できます。
チェックイン時に注意事項として、熊や鹿が出る可能性があるという話があり、少し心配になりますが、それだけ本当に自然な山の中という感じで開放感は抜群です。
橋がかかっている場所があったり、カカシと記念撮影スポットもあります。
顔が面白い!と子供たちは全部のカカシの顔をチェックしてまわっていました。
柵にぐるっと囲まれる形でキャンプ区画があるのですが、夜寝る時には門をしめないと「鹿が入る」と記載があります。私が行ったときには鹿に出会えませんでしたが、鹿をみれるかもしれないという楽しみもありますね。
また、ここはとにかく水が綺麗なので、キャンプ区画の横に川があり、そこで蛍が見れます。
蛍は7時、8時ころになるとあちらこちらで飛び始めます。9時頃には川沿いが蛍でいっぱいになり、とても幻想的です。
夜は街灯も少なく、真っ暗になるキャンプ場なので、ランタンを持って蛍がたくさんいるスポットを探しにでかける楽しみがあります。

夜は真っ暗…
また夜のお手洗い、シャワー室への移動も真っ暗なので、持ち運び用のランタンや、懐中電灯は必須です。
施設内に温泉などはないのでシャワー室のみとなります。
そして、朝起きると自然のなかというだけあり、本当に虫が多いです。
日中の暑い時間は虫も少なくなりますが、朝ご飯タイムには、蝶、ガ、ハエ、アブととにかくテントに虫が寄ってくるので、虫対策は万全にしたほうがいいです。
また、山なのでヒルがいて、噛まれると流血します。
案内もされますが、ヒルは川沿いなどをうろついていると木の上から飛んでくるそうです。
小さいお子さんがいらっしゃる方は長袖、長ズボンをおすすめします。
ただ、子供たちは虫を追いかけ回す楽しみがあるので、ぼーっと過ごしたい大人の横で退屈しなくてすみます。玉遊びグッズはもちろん、虫網と虫かごは必須アイテムです。
大人も子供もゆっくり自然に癒されるキャンプ場なので、おすすめです。
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